水回りリフォームで失敗しないためのコツは?実際に注意すべきことなどをお教えします

水回りリフォームでは、注意すべき点や失敗しないコツを頭に入れておいて業者に依頼することが堅実です。
キッチンの水回りを工事する場合は、調理や洗い物などの使いやすさにこだわることがポイントです。
また浴室の工事は、バリアフリー化や掃除面など今までよりも快適に使えるようにしてもらうと良いでしょう。
修理は勿論のこと、新しい設備機能なども検討するのもおすすめです。
家族の意見も聞いて、みんなが気持ち良く使えるようにリフォームするのが何よりです。

目次
  1. 水回りリフォームで失敗しないためのコツは?実際に注意すべきことなどをお教えします
    1. 水回りリフォームで費用を捻出するためにリフォームローンを検討しよう
    2. リフォーム中の生活のため!事前に水回りリフォームの工期を確認しておこう
    3. 水回りリフォームは寿命が来る前に検討しておこう
    4. 業者を決める場合は水回りリフォームに強いところにしよう
    5. 訪問販売を行っている水回りリフォーム業者は十分に警戒する(2022/12/12)
    6. 丸ごと水回りリフォームする際に仮住まいが必要になる場合がある点に注意しよう(2022/12/12)
    7. 費用の安さだけで水回りリフォームの業者を選ぶのは危険!(2022/12/12)
    8. 水回りリフォームの工事中でキッチンが使えない場合は外食が多くなることに注意しよう(2022/12/12)
    9. 水回りリフォームでリフォームローンを検討する場合は返済シミュレーションを行おう(2022/12/12)
    10. 水回りリフォームを施す場合のメーカー選び(2023/10/10)
    11. 水回りリフォームと使い勝手の向上 ? 快適な生活空間への一歩(2023/10/10)
    12. 水回りリフォームで省エネを実現するには給湯器以外でも行えます(2023/10/10)
    13. 水回りリフォームを行う理由の多くは老朽化によるもの?(2023/10/10)
    14. 水回りリフォームは環境負荷を考えながら取り組もう(2023/10/10)

水回りリフォームで失敗しないためのコツは?実際に注意すべきことなどをお教えします

水回りリフォームは価格設定が高めです。
だからと言って、気になる洗面所や浴室などを別々に工事依頼すると余計に高くかかります。
水回りリフォームの注意点として、工事は修理箇所すべてまとめてしてもらうことがポイントと言えます。
例えばトイレと洗面所が同じメーカーの設備機器なら、工事も一緒に済ませるほうがお得です。
部品や建材を取り寄せる際にも、メーカーのトイレと洗面所のセットプランなどを利用できるケースもあります。
さらに配管や水道管なども別々にいじるよりもひとまとめに修理するほうが、労力も時間もかかりません。

水回りリフォームで費用を捻出するためにリフォームローンを検討しよう

トイレやキッチン、浴室といった水回りの設備は使用頻度が高いため、汚れが溜まりやすかったり、故障したりなどが起きやすい傾向にあります。
そのため、定期的に掃除をする必要がありますし、故障しないように手入れをすることが大切です。
ただ、使用すればそれだけ劣化していくので水漏れだったり、小さい穴ができたりなど使用不可の状態になることはあり得るでしょう。
仮に使用不可になってしまうと快適な生活を送れなくなり、困る事態に陥ります。
早めに水回りリフォームを実施することを何よりも優先させるべきです。
小額の水回りリフォームなら支払いは問題なかったとしても、数万円や10万円を超えるような金額を負担するのは簡単ではありません。
そんな時はリフォームローンで費用を賄う方法を検討しましょう。
リフォームローンを利用するならまとめて一括で支払うことはなくなり、分割で毎月返済します。
そうすれば、手元に十分なお金がなくても水回りリフォームを実施できます。

リフォーム中の生活のため!事前に水回りリフォームの工期を確認しておこう

水回りリフォームの工期について知っておくことは、リフォーム工事中の生活で困らないために必要なことです。
リフォーム工事は、家全体に行う時には住人は仮住まいに移動して暮らすこともありますが、キッチンや浴室など水回りリフォームだけの時には、家族が住んでいる状態で工事をすることも多いです。
そういうやり方のことを住みながらリフォームと呼んでいますが、その方法で水回りリフォームをする場合、工事中でトイレや浴室などを使えない時にどうするのかを事前に考えておく必要があります。
例えば、浴室の工事中は銭湯に行くなどの対処法がありますが、そのような行動を何日間行う必要があるのかを把握するためにも、水回りリフォームの工期を施工会社の人に確認しておきましょう。
水回りの設備を改修する工事にかかる日数は、工事の内容や利用する会社によって違います。
複雑な工事だと完了するまでの期間も長くなることが多く、長い間浴室やキッチンなどが使えないという場合もあるので、生活への影響を予想して対処するために、施工会社の人に工事のスケジュールをよく聞いておくのが大切です。

水回りリフォームは寿命が来る前に検討しておこう

水回りリフォームは、設備が壊れてからすれば良いと考えている人もいるのではないでしょうか。
長く設備を使い続けるという方法もありますが、劣化が進むとひび割れなども発生し、水漏れなどで設備そのものが使えなくなってしまう可能性もあります。
水回りリフォームは簡単なものなら、即日対応できる可能性もありますが本格的な工事の場合は完成までそれなりの時間も必要です。
打ち合わせなどに時間もかかりますし、設備や機器を取り寄せるとなると長い日数がかかることも考えられます。
そうなると、完成までの期間は生活もかなり不便になってしまいます。
水回りリフォームは、寿命が来るまで放置せずに劣化が気になりだしたら早めに検討することがおすすめです。
時間に余裕があれば、プランもゆっくりと選ぶことができますし、資金の調達もより余裕を持って行えるようになります。
すでに使い始めて10年以上が過ぎているという場合は、そろそろリフォームも考えていきたいところです。

業者を決める場合は水回りリフォームに強いところにしよう

家のリフォームで工事を任せる業者を決定する時には、水回りリフォームが得意な会社を選ぶのがおすすめです。
それは、水回りリフォームにはキッチンやお風呂場、トイレなどが含まれており生活に欠かせない部分なので、これらのリフォームに強い会社に頼むと工事完了後に満足できる可能性が高いと考えられるからです。
リフォーム工事終了後に、水回りの設備が以前よりも使いやすくなり、見た目も美しくなっている場合、家族みんなが工事をして良かったという気持ちになることが期待できます。
工事前の相談を行う時にも、水回りリフォームに強い業者なら商品知識が豊富であることが多く、お客様の希望が叶うようなシステムキッチンや機能的な浴槽などを提案できることが多いため、頼りになるはずです。
また、水回りの設備は水道や下水道に繋がっているので、確実な施工を行ってくれる会社を選ぶと安心です。
技術力がある所に任せることで、工事後にトラブルが起こるリスクが下がることも期待できるため、水回りリフォームが得意な会社を探してみてはどうでしょうか。

訪問販売を行っている水回りリフォーム業者は十分に警戒する

水回りリフォームを検討している人は業者選びに注意が必要です。自身でインターネットなどを使って探すこともあるでしょう。
手っ取り早く、訪問販売を行っている水回りリフォーム業者を選ぶ人も少なくありません。
しかし、後者の場合は悪質業者も増えてきていることから慎重に見極める必要があります。十分に警戒した上で契約しましょう。
悪質業者か判断がつかないようなら、インターネットや口コミなどを利用して調べることをおすすめします。当然、多くの業者はホームページを持っているはずです。
ホームページの内容をきちんと確認し、実際に利用した人の体験談などを参考にすることが大事です。少しでも悪質的なことをやっている業者なら、必ずネット上にデメリットを感じさせるような口コミが載っているものです。
身近な周囲の人にも相談してみましょう。周りの意見が参考になることもあるからです。また、契約前にお金を払うようなことは絶対にないので、そのような業者は悪質だと認定した方が無難です。

丸ごと水回りリフォームする際に仮住まいが必要になる場合がある点に注意しよう

浴室だけとかトイレだけのような、部分的な水回りリフォームで済む場合は、家に住んだ状態でリフォームをお願いすることが可能です。
できることならば、その状態でリフォームができるに越したことはありません。住環境に変更がなく、普段通りに生活できるからです。
しかし、住みながらリフォームできないケースがあります。リフォームの規模が大きい場合は、仮住まいを選択せざるを得ません。
丸ごと水回りリフォームを行う場合は、大掛かりになるため、家の中にいろいろな職人さんが入ってきますし、作業中にほこりが舞ったりするでしょう。職人さんが作業をしている時に邪魔になってはいけないという配慮で、仮住まいを選択するケースがあります。
リフォーム中の住まいの選択肢は、ホテルやウィークリーマンション、親せき宅などです。
ホテルやウィークリーマンションの場合は、費用がかかる点に注意する必要があります。親せき宅の場合は、コストを軽減できますが、相手に十分配慮する必要があります。

費用の安さだけで水回りリフォームの業者を選ぶのは危険!

水回りリフォームをするときにはいくつかの注意点があります。そのうちの1つは、水回りリフォーム業者の選び方です。
リフォーム業者を選ぶとき一般的には、できるだけ無駄な出費をしたくないため、格安なところを探している人が多いです。格安の所でも、相場よりも若干安いところもあれば、結構安いところもあります。
また、相場の半額位のところもあるかもしれません。もし相場の半額程度の費用の安さが売りのところを選ぶ場合には、本当にその会社が信頼できるのかまでしっかりと調べておきたいところです。
何故かと言えば、相場の半分でできると言う事は、どこかで大きな負担が生じているケースがあるからです。
例えば従業員に給料を支払うことができないといった問題なのも十分にあり得るため、会社選びは慎重に行わなければいけません。
安いところでも良いですが、本当にしっかりとした実態があるところなのかを判断することが必要です。そのためには、口コミなどをよく考えることが必要かもしれません。

水回りリフォームの工事中でキッチンが使えない場合は外食が多くなることに注意しよう

リフォームも、特に頻繁に利用する水回りは依頼が多いといわれています。特にキッチンは、毎日の食事の支度に欠かせない大事な場所です。
より動線の良いキッチンにしたい、おしゃれで使いやすいキッチンにしたいなど希望は人それぞれ違いがあります。
水回りリフォームは短時間で終わるものも多くありますが、システムキッチンの入れ替えなど本格的な水回りリフォームをする場合は、数日程度キッチンが使えなくなることも考えておきましょう。
コンロやシンクが使えなくなると、調理ができなくなってしまいます。その場合でも、やはり食事は必要になりますが、自炊ができないことから外食が増えることも多くなります。
外食の機会が多くなると、それだけ多くの食費も必要になります。さらに、家族の帰宅時間もそれぞれ違うので、全員揃ってから出かけるとなると、食事時間が不安定になる可能性もあります。
キッチンリフォームをする場合は、どれぐらいの時間や日数がかかるのかよく確認しておきましょう。

水回りリフォームでリフォームローンを検討する場合は返済シミュレーションを行おう

水回りリフォームは、簡単で比較的低価格でできるものも多くありますが、バスルームやキッチンの入れ替えなど本格的な工事になると、費用もそれなりに発生します。
工事前は見積もりをしてもらい、どれぐらいの金額になるのかをチェックしておきたいところです。水回りリフォームの代金は、現金一括で支払う人も多くなっていますが、金額が大きくなると、すぐには全額を用意できない人もいます。
そのような場合も、リフォームローンを利用すれば無理のない範囲で支払いができます。
ローンを組めば自己資金が少ない人も工事を行うことができます。とはいえ金銭的にあまり余裕がないという場合は、ローンの返済が負担になる、支払いが滞るという可能性もあります。
ローンを組む前には、返済シミュレーションを行い、毎月どれだけの金額を払うのか、何回で完済できるのかを把握しておくことが大切です。
ローンの場合は、元金だけではなく利息も支払うことになるので、利息も含んだ総額を確認しておきましょう。

水回りリフォームを施す場合のメーカー選び

水回りリフォームを施す際には、メーカー選びに拘ることが欠かせません。キッチンやバスルームなどの水回り部分は、他の箇所より劣化が激しいのが実状です。
水回りリフォームを特集するサイトには、ランキング形式で、人気の高いメーカーを紹介するものも見られます。
リフォームを考えていても、どの機器が良いかが分からない場合には、人気のあるタイプを選んでいくのも良いでしょう。
水回りリフォームを実施する際には、設備面の検討と同時に、保証面に関する確認を行うことも欠かせません。
入浴中にシャワーが壊れてしまったり、トイレを使用中に汚水の逆流が起きたりすると、多くの方は慌てるでしょう。
水回りリフォームを営む事業者には、自社が扱う設備機器をショールームで展示するところも少なくありません。
リフォームに関する相談に伺った際には、ショールームでの設備機器の確認と、アフターメンテナンスの内容を問い合わせておくことを心がけましょう。

水回りリフォームと使い勝手の向上 ? 快適な生活空間への一歩

暮らしの中で重要な要素である水回り。その使い勝手が快適さや効率を左右します。水回りリフォームは、新しい生活スタイルに合わせて空間を最適化する方法として注目されています。
キッチンは家庭の中心地。料理が楽しくなるよう、その使いやすさを考慮したリフォームが求められます。
収納スペースの最適化や調理動線の改善により、料理の時間が短縮されます。またモダンな設備へのアップデートは、節水効果やエネルギー削減にも繋がります。
バスルームはリラックスと清潔さの場。趣向を凝らしたデザインはもちろん、機能面も見逃せません。
シャワーからバスタブへの切り替えや、手すりの設置などは、利便性と安全性を両立させる例です。
また節水トイレやエコフレンドリーな蛇口の採用は、環境への配慮も体現した行動と言えるでしょう。
さらに、洗面所やランドリールームなども忘れてはいけません。収納スペースの工夫や洗濯機の位置変更により、家事の効率がアップします。
使いやすさを追求したリフォームは、家事を苦にせずに済むよう手助けしてくれるでしょう。
水回りリフォームは、快適さと使い勝手を高めるための鍵です。新しいライフスタイルに合わせて、空間を最適化しましょう。
プロのアドバイスを得ながら、より便利で快適な生活空間を手に入れましょう。

水回りリフォームで省エネを実現するには給湯器以外でも行えます

省エネは文字通りにエネルギーをあまり消費しないようにする方法になりますが、水回りリフォームに関しては大きく貢献できる材料は殆ど無いことが一般的です。
あり得るとすると給湯器を交換する方法があり、古い給湯器をお使いの住宅では、屋外設置タイプの電気式エコ給湯器、若しくはガス式のエコ給湯器の導入が基本となります。
電気式は空気中の温度を活用する方法になり、ガス式は排気熱を再利用する方法になるので、どちらも消費エネルギーの削減には貢献しています。
一方で水回りリフォームではLED電球を使うことは勿論のことですが、断熱力をアップさせる方法も採用できます。
壁の内部に隙間を作らずに複数の断熱材を合わせて入れる方法があり、特に水回りのリフォームの中でもバスルームに関してはお湯が冷えるまでの時間を長くすることを可能にします。
他にはソーラーライトを活用する方法もあり、ソーラーパネルとLEDライト部分との一体型ではなく、分離型で屋外から水回りの設備へと配線経路を作り出すことで夜間になると日中に溜めた電気を照明器具として使えます。

水回りリフォームを行う理由の多くは老朽化によるもの?

浴室のバスタブを交換する、トイレの便器をタンクレスタイプに変える、キッチンをシステムキッチンにしたいなど、水回りのリフォームはいろいろな物が存在しています。
新築で建てり購入した家も、10年も住んでいるとさまざまな個所に不具合が生じてきます。
最初に不具合が生じやすいのは水回りといわれていますが、水漏れやつまりなどが原因で水回りリフォームを検討される人も多いのではないでしょうか。
10年も使っていると部品は劣化して本来の機能が損なわれます。例えば、水栓金具の内部には水をしっかり遮断させる目的でゴム製のパッキンが使用されています。
長く使っているとゴムパッキンが老朽化して隙間から水が漏れだすようになります。この場合は、パッキン交換を行えば解決できますが、水回りリフォームは老朽化が原因で行うケースが多いようです。
トイレの場合は、今まで使っていた便器だと掃除がしにくいのでタンクレスタイプに変えたいなどのケースもあります。

水回りリフォームは環境負荷を考えながら取り組もう

そこまで大規模な水回りリフォームでなければ大変な工事をする必要は無いですが、環境負荷を与えてしまうくらい根本から水回り全てのことを変えていきたいと望む場合、予算や工事にかかるトータル時間がかなり増えてしまうことがあるので注意が必要です。
水回りの工事に関しては失敗したら取り返しがつかない大変なことになってしまうリスクが高まるため、本当に必要な時以外はなるべく依頼しないようにするのが良いかもしれません。
また、水回りリフォームに関しては入念な計画を立てることも非常に大切になってきます。
水漏れが発生しないように周辺環境をよく考慮しながら取り組むことになりますし、環境負荷を与えないように一つ一つチェックしながら作業をすすめていかなければならないため、お風呂場やトイレの周囲やリフォームをする場合には少なくても数週間から1ヶ月程度の作業時間がかかってしまうことは知っておくことが大切です。
そして、同じようにリフォーム代も高くなる傾向にあることは知っておきましょう。

著者:田尾清則

筆者プロフィール

大阪府和泉市生まれ。
結婚を機にキッチンをリフォームしました。
この経験をもとに記事を書いています。
阿倍野区 リノベーション会社